混合機

混合・攪拌・解砕の3つの能力をもつ発生土改良コアマシン。

新型混合機は優れた混合・攪拌・解砕能力をあわせもった混合機です。従来の建設残土の改良では、生石灰を混入し、パドル式ミキサーで混合していました。また攪拌も十分ではなく、この時、水分が飛ぶため残土同士がかたまり解砕のための設備が別に必要でしたが、この三つの行程を一つの機械で実現しました。これまでの混合機で避けられなかった混合内部への居付きの問題もクリア。解砕混合能力の低下を防いでいます。混合、攪拌、解砕を同時に実現します。

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03-6277-3023

外形寸法図

型式 A B C D E F
MD−30 1770 1437 1450 800 500 300
PMD−50 1770 1677 1450 1040 740 300
MD−80 2170 1797 1650 1160 860 400
(mm)

注)上記寸法は多少変更することがあります。

標準仕様

                                 
型式 MD−20
処理能力 10〜30m3/h
対象原料名 残土
最大投入塊 100mm
メインロータ サブロータ 反揆ロータ
ロータ径 φ450 φ500
動力kW 11 7.5 1.5
重量 2300kg
                                 
型式 MD−30
処理能力 30〜50m3/h
対象原料名 残土
最大投入塊 100mm
メインロータ サブロータ 反揆ロータ
ロータ径 φ500 φ550
動力kW 22 15 1.5
重量 2600kg
                                 
型式 MD−50
処理能力 50〜80m3/h
対象原料名 残土
最大投入塊 100mm
メインロータ サブロータ 反揆ロータ
ロータ径 φ600 φ650
動力kW 30 18.5 1.5
重量 3500kg
                                 
型式 MD−80
処理能力 80〜120m3/h
対象原料名 残土
最大投入塊 100mm
メインロータ サブロータ 反揆ロータ
ロータ径 φ750 φ800
動力kW 45 30 2.2
重量 6400kg

建設残土処理フロー例

建設残土用混合機の特徴

①残土と生石灰の混合、攪拌、解砕を1台で効率よく行ないます。
メインロータ、サブロータ、反撥ロータの3ロータシステムを採用。各ロータは、それぞれの駆動装置によって作動。原料の性状により回転数を変化させ、効率よく残土と生石灰の混合、攪拌、解砕を同時に行います。また、塊状の石も最大100mmまで投入することができます。

②反撥ロータの採用により、反撥装置への居付きを防止します。
反撥装置をピンで自由支持(片側のみピンで支持され、振り子のように動きます)した反撥棒で構成。これを低速で回転させることにより、メインロータで打撃された残土の解砕を行いつつ、解砕効率の低下を招く反撥装置への残土の居付きを防いでいます。

③ケーシング内部への居付き防止機構つき。
ケーシング内部には片側固定(ノレン式)のゴムライナを採用し、残土の付着を防止します。また、ボルトによる取付けで交換も簡単です。

④ケーシングを分割開閉方式としてメンテナンスが良好。
ケーシングを各ロータ部分で3分割とし、各ロータを露出できるような開閉機構板及び反撥ロータの反撥棒の交換が容易に行なえます。

⑤30%の水分を含んだ残土の改良まで対応。

⑥低振動・低騒音
反撥ロータの反撥棒の重心移動が原因で生じる振動を独自のマジカルスティック機構によって、大幅に低減します。


メインハンマー


サブロータとサブハンマー


反揆棒


処理前


処理後